家事の分担は表にする?しない?
共働き夫婦にとって、「家事の分担」はとっても気になるテーマ。
私たち夫婦も結婚するとき、「家事の分担」についてかなり考えました。
夫婦二人とも同じように正社員で働いているのであれば、
何でも半分づつ!にしたいところですが
これがなかなか難しい。。
かといって、稼ぎのウェイトに伴って、きっちり割合を決めて
家事分担表を作成して、それ通りにこなすことも難しいものです。
それはなぜでしょう?
同じように正社員で働いていても、 残業・休日出勤など、
職種、によってにかなり違うものです。
はたまた、料理ができる人、できない人、
掃除が好きな人、嫌いな人、
などなど個人によって得手不得手がたくさんあります。
あまりに時間のない人や、
とっても苦手でやる気が全くおこらない人に対して
「明日から、あなたの分担ね!」
と言われても、なかなかうまくいかないものです。
(もちろん、がんばってこなす人もいますが)
どうすれば家事分担をうまく決められるか?
家事分担を決める時は、その人の仕事環境、通勤時間、家に帰ってきてからの時間など
その人の得手不得手を総合的に考慮して、二人とも無理のないように分担するのが理想的。
しかし、家事分担をして家事の担当者を決めたとして
一番大切なことは相手への思いやりです。
当たり前と思わず、相手がしてくれたことは、感謝する。
ありがとうという気持ちを常に持ちたいものです。
私たち夫婦の場合は、夫も私も正社員としてフルタイムで働いていました。
しかし、夫は残業だらけ。一方私はほぼ定時帰り。
そんな二人の間に、「何曜日は旦那様が夕飯を作る日」と決めておいても
その日に早く帰ってくる私はおなかがすいて腹ペコ状態になってしまいます。
子どもがいたら、夜遅くの夕飯は眠さとの戦いになり、本当に困ってしまいます。
また、そのことでイライラしてしまっては、家事分担をした意味がありません。
私は料理は嫌いではないですし、夫よりも帰りが早い。
これなら食事を私が作るほうが自然ですし、ストレスもありません
夫は、遅く帰ってきて、美味しい美味しいと言ってご飯を食べます。
そして、ご飯が終わったあと、夫は、ちょっと休んでから食器洗いをします。
お互いの生活パターンを見て、このパターンは自然と決まりました。
決めたこと:食事準備は私。片付けは夫
なのですが・・・、
あまりに夫が疲れていたりするときは
私が洗ったりします。
なんだか、ちょっとだらけて
ゴロゴロしているのを発見したときは
食器を洗わずほうっておきます。
(その食器が朝まで洗われてなかったら・・・・少しキレます)
決めたことではありますが、
必ず守らなくてはならないことにしてしまうと
夫の方は
「つかれてるのにやらなければいけないストレス」
がたまり、
私の方は、
「なんでやってくれないのか?自分ばかりが家事が多くて、イライラするストレス」
がたまってしまう可能性があります。
そんな状態では、家族一緒の楽しい時間も
単なるストレスの時間になってしまうでしょう。
それを避けるためには、お互いを観察して
柔軟性を持って対応しましょう。
あまりに疲れてぐったりしている時は、手伝ったり、
かわりにやってあげることも大切だと思います。
その優しさにつけこんで、全然やらないのはNGですが。
土日も私の方が自由が利くので、お掃除もメインで私がしています。
でも、お休みの日には、夫がすごく気合を入れて掃除をしたりします。
(まぁ、本当にたまになんですけどね。)
家事分担表もいいけど、大切なのは思いやりか?
正直、会社員時代も、
「私のほうが家事をやっている量は多い」とは常々思っていましたが、
仕事量や帰宅時間など考えると、
それが妥当であったと思います。
家事分担表を作成するのも一つの手であるとは思います。
理由は、どんな家事があるかを夫婦で共有できていないことが多いからです。
例えば、「洗濯者をしまっておく」という言葉では
どの程度の時間がかかって、どこまでやるのか?
(とりこむだけ?たたむまで?それとも、タンスにしまうまで??)
夫婦にズレがあったりするからです。
細かい部分まで、表に書き込んで、所要時間の目安とかも書いておけば
どこまでやればよいかわかりますし、
仮に、相手が忙しくて、かわりにやってあげたときも
感謝のレベルがアップするかもしれません。
ただ、その家事分担表を見て
お互いやっていることを認識し合うのは良いですが、
相手が鬼のように仕事で忙しいときに
「表に書いてあるのに、やってくれない」
とイライラしてしまったり、
「自分は決められた家事以外は絶対やらない!」
と頑なになってしまうのは、
ケンカの原因になってしまうので気を付けましょう。
一番は、お互いの忙しさや疲労の様子を見て、
思いやって、二人で家事をやることかな。
すごく抽象的ですが。
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